2025年04月30日
ミシュランガイド掲載の岐阜県各務原市にあるラーメン屋さん。
ラーメンイロドリ様より、Instagram・オンラインショップ用の二次元コードスタンド制作のご依頼をいただきました!
QRコードスタンドといえば集光アクリルを使用した卓上サインを何度か
紹介させていただいてきましたが今回は木を使用した天然素材の二次元コードスタンドです!!
丁寧に面取りされて角張ったところがなく指に木っ端が刺さるどころか
ずっと触っていたくなるくらい滑らかで、木目も美しい…
アクリルはスタイリッシュですが木はより温かみのあるサインに仕上げられます。
木材は山桜です。
マスキングをしてレーザー彫刻することによって焦げを極限まで少なくし
読み取りの邪魔にならないようにします。
(少しでも彫刻がズレると読み取らなくなってしまうため繊細な作業です…)
マスキングを剥がして読み取りチェックまで行います。
マスキングの剥がしの腰の内容に入念にチェックしました。
二次元コードはデータが細かいので小さいマスキングのゴミを剥がし忘れてしまったりすると
これまた読み取り失敗につながってしますのです…
納品がてら、みんなでランチに伺いました!
ちょうど私たちの後ろから大行列!!さすが行列のできる人気店!
ボリュームタップリでしたが美味しすぎてペロリでした!!!ごちそうさまでした!!
ラーメンイロドリ様、ありがとうございました!
ラーメンイロドリ様各種サイト↓
Instagram →@irodoriotayori
online shop →ラーメンイロドリ BASE shop
blockhead idea works
ブロックヘッドアイデアワークス
〒501-6011 岐阜県羽島郡岐南町八剣北6-8
tel:058-214-3183
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2025年04月24日
アメリカンな車をセレクトして販売をされているConcept様より
JEEP・チェロキーへの木目シート貼りのご依頼を頂きました。
半世紀ほど前にアメリカで人気を博した木目パネルを貼り合わせた
「ウッディ・ワゴン」を再現したいというご用命を受け、
最新の意匠フィルムでの再現をご提案しました。
当時の木目パネルがどのような素材を用いていたかまでは
調べる事は出来ませんでしたが、主流であった1960年代〜1970年代頃の
アメ車の資料を研究して、当時に近づけられるように木目の
フィルム(シート)をセレクトしました。
柄や貼り方、仕上げ方など当時の雰囲気に近づけながらも、
あくまで令和に乗る車両として快適にご使用できるようにアレンジを
施しました。全塗装されたベージュのカラーに素晴らしく
マッチする木目をチョイスして仕上げることが出来ました。
使用したのはサンゲツ社から販売されている化粧フィルム
「REATEC(リアテック)」の高耐候シート。
木目や金属をリアルに表現したシートで、内装の壁やドアなど
様々なシーンで利用されています。ロール状になった薄いシートですが、
柄の凹凸も表現したかなりリアルな再現度で、
弊社でも看板の背景や内装の壁で使用しています。
このリアテックシートの中でも特に耐候性の高い
「高耐候」というシリーズを採用しました。
ベージュとのコントランスを明確にするために
濃い色味の「ウォルナット」という柄を選択し、
横目(木目が横に流れるように)に貼り合わせました。
車のように立体な所へシートを貼る場合、施工方法は色々とありますが、今回は
「紙で型を作成してシートをカットをして貼り合わせる」方法を採用しました。
・車に傷をつけてしまう為カッターを使用できない
・リアテックシートはシートの中では分厚い為ナイフレステープを使用出来ない
・エンド部分(端)を少し内側でカットしたい
・今後同じ車種の施工をする可能性がある
以上の理由からこちらの施工方法を選定しました。
施工手順は
・シートを貼る箇所に原稿を当ててペンでラインを引く
・原稿のラインをカットして実際の位置で合わせる
・形など問題がなければ木目シートに合わせて(重ねて)カット
・カットした木目シートを貼り合わせる
このような流れになります。少し手順が増えて時間がかかりますが、
その代わりに車両に傷などつける事なくキレイに仕上げる事ができます。
また、今回作成した「型」は全く同じ車種であれば
次回に使用することもできるので、次回からはもう少し時間を短縮でき、
費用も抑えることができます。
鍵穴や給油口の部分はギリギリまで貼らずにあえて数ミリ内側に
カットすることで長年ご使用されても剥がれないように配慮しています。
先述の「ナイフレステープ」とはカーラッピングなどに
使用されるテープ状のカッターですが、こちらはカッティングシート等
薄いフィルムのみカットができます。
今回使用するリアテックシートはカッティングシートよりやや分厚く、
ナイフレステープではキレイにカットすることが出来ない為、不採用となりました。
今回の施工で大体1日半くらいの時間で施行することができました。
ベージュのベースによく合う木目シートで、
オールドアメリカンな雰囲気を演出することができました。
Concept様、ありがとうございました!
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2025年04月18日
岐阜県岐阜市にあるお風呂屋さん、アクアリゾートふじの湯様より、
オリジナルアクリルキーホルダー制作・のれん新調のご依頼をいただきました。
いつもありがとうございます!!!
キーホルダーは集光アクリルを使用して3種類のデザインで制作しました。
四角い通常タイプのキーホルダーに加え、ふじの湯様の看板うさぎ店長のシルエットのデザインも製作しました。
男湯ののれんが破れてしまったため新調したいとのご相談をいただき何案か提案させていただき採用された
「The岐阜!!」なテイストののれん。長良川・岐阜城・鮎という岐阜の名物を盛り合わせたデザインです。
ゆるめのテイストの鮎のイラストは手書きしたものをPCに落とし込んで色をつけました!
おまけでキーホルダーのデザインの元にもなったうさぎ店長。
もこもこで可愛いけれど写真撮られ慣れているのか凛とした表情です。さすが店長の風格…
うさぎさんのいるお風呂なんてなかなかないですよね。ぜひうさぎ店長にお会いしたいです…
このようなオリジナルアクリルキーホルダーは、ブロックヘッドアイデアワークスが運営するオンラインショップ「ブロックヘッドオンライン」でもオーダー可能です!
商品ページは→こちら
鏡面広告の製作や大浴場内のシート貼り等過去の記事はこちらから!
鏡面広告→こちらから
アクアリゾートふじの湯様、ありがとうございました!!
Instagram→こちら!@gifu_fujinoyu
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2025年04月10日
岐阜市で内装やリフォームを手掛けるES WORKS様より、壁面のパネルサインの制作・施工のご依頼を頂きました。今回はデザイン支給で、弊社では仕様の提案から制作・施工を担当させて頂きました。「建物の外壁に大きな動物のパネルを貼り合わせる」という内容だった為、アルミ複合板をルーターカット(輪郭カット)してインクジェットシートを貼り合わせる仕様にてご提案、採用頂きました。一番大きいキリンで高さが3m40cmという大きさ。建物の色も相まり、インパクト大のパネルに仕上がりました。
アルミ複合板は基本サイズが910×1,820という通称「サブロク板」から1,000×2,000の「メーター板」、1,220×2,440の「シハチ」など規格サイズを展開していますが、今回の大型パネルはどれも企画の複合板より大きいものばかり。そういった場合、複数枚を繋ぎ合わせて1枚のデザインを制作します。まずはパースにデザインをレイアウトして大まかなサイズを決め、そこから取り合いのいいサイズや割り振りを調整していく流れですが、このサイズ調整と取り合いを考えるのが一番の「ミソ」となります。
1枚の板に複数のモチーフを配置する(例えば長方形の中に⚪︎△⭐︎など複数の図柄を配置する)ことを我々は「面付け」と言っていますが、上手に面付けが出来ると材料を無駄なく使用することができ、コストを抑えることができるので、最も神経を使う部分でもあります。あくまで看板なので、ただただ小さくすればいいという訳ではなく、希望のサイズをいかに上手に取れるかがポイントとなります。また、制作・施工の事も考えて面付けするのも大きなポイントとなります。
今回の仕様では、支給頂いた動物のイラストに+1cmのオフセットいう白い余白をつけました。複雑なデザインの場合、オフセットをかけずにそのままのデータでシートをカットしようとすると上手く切ることができません。プロッターというマシンでシートをカットしますが、カットラインを極力なめらかにしてあげることで、キレイな仕上がりとなり、長年使用しても剥がれにくくなります。またパネルに貼り合わせる際、この1cmの余白がある事で数ミリのズレもカバーすることが出来ます。
アルミ複合板はこの+1cmのオフセットをかけたシートからさらに1cmオフセットをかけてカットをしました。こちらも先述したシートと同じ理由で、施工性と強度を考えてこのような仕様にしています。また、好みもありますが、カラフルなデザインならイラスト周りに白い余白をつけてあげることで壁とのコントラストができて、キャラクターがより映えるだろうとオフセットを採用して頂きました。たった1cmの「オフセット」ですが、とても重要な役割を果たしています。
これだけ大きなサイズのパネルだと工場で貼っていった方がキレイに仕上がります。今回もすべて工場で貼り込んでいきました。パネルを複数枚使用して1枚のデザインになるもののパネルをつなぎ合わせる突き付けの部分、通称「ジョイント」部分はシートを巻き込んで貼っています。巻き込んで貼り込むことでシートの剥がれにくさが圧倒的に高まる為です。複合板の端から1cm中に入った所にマーキングをして、「水貼り」にて貼り合わせていきました。約二日かけてキレイに仕上げることが出来ました。
現場では完成してあるパネルを両面テープとボンドで壁面に貼り合わせ、大きなものはビスにて固定しました。これだけの枚数を貼り合わせるのに6時間程で仕上げることが出来ました。
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2025年04月3日
愛知県知多郡阿久比町に新規開院された「ゆるりら接骨院」様のサイン一式を制作・施行させて頂きました。
今回はデザイン会社様の作成されたイメージ(パース)を元に弊社にて仕様の考案・制作・施行という流れでした。
メインとなる上部のファサード看板は3mm厚のアルミ複合板を並状にルーターカットしたものに、化粧フィルムを貼り合わせた板面、ロゴはアクリル切り文字を採用して頂きました。今回のデザインの「肝」となるパネルの波状の部分は「ルーターカット」と言って大型の機械でパネルをカットしたもの。横幅約7mのパネルを六分割で貼り合わせる仕様ですが、貼り合わせた時にキレイな波状になるようにデータを調整してアルミ工場に制作して頂きました。ルーターカットされたパネルに、木目の化粧フィルムを貼り込んでいきます。
今回採用したフィルム(シート)はサンゲツ社の「REATEC(リアテック)」シート。木目を初め、金属など豊富な柄がある化粧フィルムですが、この中からイメージに近い木目を選定して頂き、貼り合わせました。
パネルとパネルが突き合わさる部分はシートを巻き込み、上部と下部は面切り(ツラギリ)にて貼りこんでいます。予め現場を視察して寸法をしっかりと計測していたので、パネル+シートは弊社の工場にて貼り合わせました。当日、現場で位置をしっかりと出してパネルを貼り合わせていき、ものの1時間程で背景となるパネルを仕上げることができました。
ロゴマークはカルプ文字にて、タイプロゴは5mmのアクリルで制作した切り文字を板面に直接貼り合わせました。
入口の右側に設置されるインフォメーションサインはすべてアルミ製で制作しました。板面はアルミ複合板にインクジェットシートを貼り合わせ、フレームの部分は、ファサードで使用した木目シートをアルミのアングルに貼り込んで木目調にしています。こちらもすべて工場で仕上げて、現場では取り付けのみとなりました。他にも入口のドアのカッティング、駐車場の車止めのステンシルなどトータルで施工させて頂きました。
素材は全てアルミ製。
アルミのアングルに木目シートを貼り合わせていく。
木目がリアルで一見すると本物のように見えてきます。
デザイン面はインクジェットシートにて。
工場でほとんど組み込んでおいて、現場では取り付けだけにしてあります。
車止めでもステンシル(スプレー)でロゴと番号を。
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