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A-LINE [ P’CE GROUP ] 様

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●「Banksy」が多様する“ステンシル技法”
大阪東心斎橋に新規オープンした「A-LINE」さん。ブリックタイルやモルタル壁、古材を使用したインダストリアルな店内は、「サパークラブ」とは思えないアーティスティックな空間。今回、店内の壁面へ“グラフィティ”のご依頼を頂いた。
打合せの結果、採用した手法は、かの有名アーティスト「Banksy」が多様する“ステンシル技法”。(ステンシルとは、文字など塗装したい部分を切り抜いた型枠を作り、そこへ塗装を施す手法。)このステンシル塗装であれば、アーティストにレタリング(手書き)の依頼をすることなく、低予算でかつ短い納期で施工することができる。もちろん、スプレーは一切使用せず、水性塗料を刷毛を用いて塗装するため、塗料独特のイヤな臭いも残らない。何より、昨今のBanksyブームの恩恵を受け、「今風の映えなアート」に仕上げることができる。
 
●新たな手法で、新しいスタイルのグラフィティ
カッティングシートで“マリリン・モンロー”や“アインシュタイン”などをカットし、塗装を施す箇所だけをシートを剥がす(通称カス取り)。これを壁面へ貼り合わせて、刷毛を使ってかなり乱雑に塗っていく。カッティングがマスキングの代わりをしてくれる事で、切り抜いた部分だけ塗料をのせることができる。オーナーの“手書き感への強いこだわり”を実現すべく、かなり大雑把に塗料をのせ、カスレ感を演出。かなり手書きっぽいアーティスティックな雰囲気に仕上がった。
 
 
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